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2006-06-23

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Ruby on RailsWebアプリケーションを開発するなら、Windows上でLinuxを同時に利用できるようにするソフトウェアcoLinux」を利用すると便利だよ。

coLinuxは、Windows上で動く「Linuxエミュレータ」だよ。「仮想的なネットワークでつながっている仮想的なLinuxマシン」が、もう一台自分のPCの中に作られるイメージなので、次のような利点があるよ。

ということで、ぼくがcoLinuxを導入したときのメモを公開してみることにするよ。

ダウンロード

インストール

ファイルシステムの展開

debian.batをテキストエディタで作成(coLinuxインストールフォルダに)

coLinuxインストールしたフォルダ(C:\Program Files\coLinux)に、debian.batというファイルを作成するよ。

ファイルの中身は一行だけ。次のようにしてね。

colinux-daemon @debian.conf

debian.confをテキストエディタで作成(coLinuxインストールフォルダに)

coLinuxインストールしたフォルダ(C:\Program Files\coLinux)に、debian.confというファイルを作成するよ。

ファイルの中身は次のようにしてね。

kernel=vmlinux
cobd0=Debian-3.0r2.ext3-mit-backports.1gb
cobd1=swap_device
initrd=initrd.gz
mem=64
eth0=tuntap
root=/dev/cobd/0
cofs0=C:\

swap用の空のファイルの作成

Windowsコマンドプロンプトを起動して、次のコマンドを実行するよ。

> fsutil file createnew swap_device 268697600

そうすると「swap_device」というファイルができあがるから、coLinuxインストールしたフォルダ(C:\Program Files\coLinux)に移動してね。

coLinuxを起動してログイン

さあ、いよいよcoLinuxを起動してみよう。debian.batをダブルクリックしてみてね。coLinuxのコンソールが起動して、最後に「login:」と表示されたら起動成功だよ。ユーザー名はrootパスワードrootログインしてね。

テキストエディタのありか

Linuxで設定ファイルを操作するには普通は「vi」というテキストエディタを使うんだけど、なぜかviエディタの場所が「/initrd/bin/vi」という変なところにあるから気をつけてね。

/etc/network/interfacesを修正(現在ネットワークとぶつからないように)

ネットワークの設定を必要に応じて修正してね。初期値は、192.168.0.40となっているよ。テキストエディタネットワークの設定ファイルを修正するよ。

# /initrd/bin/vi /etc/network/interfaces

ぼくはIPアドレスを192.168.5.40に、デフォルトゲートウェイを192.168.5.1に変更してみたよ。変更するには、addressとgatewayの部分を次のように変更するよ。

   address 192.168.5.40
   netmask 255.255.255.0
   gateway 192.168.5.1

/etc/resolv.confを修正

次はDNSサーバの設定を変更するよ。今回はWindowsDNSの設定をリレーして利用するから、デフォルトゲートウェイと同じIPアドレス(192.168.5.1)にするよ。

# /initrd/bin/vi /etc/resolv.conf

次のような内容にするよ。

nameserver 192.168.5.1

swapを初期化し、有効にする

スワップファイルを有効にするため、次のコマンドを実行するよ。

# mkswap /dev/cobd1
# swapon /dev/cobd1

/etc/fstabを編集swapの追加)

次に起動したときに自動的にswapを有効にするための設定をするよ。

# /initrd/bin/vi /etc/fstab

ファイルの最後に、次のような内容を追加するよ。

/dev/cobd1      none            swap    sw                      0       0

Windows側のネットワークの設定

ここまできたら、Windows側のネットワークの設定をしてcoLinuxと通信できるようにしよう。

/etc/apt/sources.list編集

アップデートパッケージの入手先を設定する「/etc/apt/sources.listファイルを設定するよ。

# /initrd/bin/vi /etc/apt/sources.list

次のように設定してね。

deb http://www.t.ring.gr.jp/pub/linux/debian/debian sarge main contrib non-free
deb http://security.debian.org/ sarge/updates main contrib non-free

この設定でうまくいかないときは、他のサーバを直接指定してみてね。たとえばasahi-netサーバなら、次のようになるよ。

deb http://ring.asahi-net.or.jp/archives/linux/debian/debian sarge main contrib non-free
deb http://security.debian.org/ sarge/updates main contrib non-free

proxyの設定

会社とか学校とかでインターネットに直接接続できない人は、proxyの設定をしてね。

# export http_proxy=http://proxyサーバのホスト名:ポート番号/

ネットワークの設定を有効にする

次のコマンドネットワークの設定を有効にするよ。

# /etc/init.d/networking restart

sargeへアップグレード

次のコマンドで、最新のバージョンにアップグレードするよ。

# apt-get update
# apt-get dist-upgrade

インストールの途中でいくつかダイアログが出るけど、特にこだわりがなければ「YesかNoか聞かれてもすべてデフォルト(リターンキーを押す)」、「What interface should be used for configuring packages?」には「Dialog」、「See only questions that are of what priority and higher?」には「critical」を選べば問題ないと思うよ。

ちなみにこの「apt-getコマンドは旧バージョンコマンドだから、アップグレード後は「aptitude」コマンドを使うようにしてね。使い方はapt-getもaptitudeもだいたい同じだよ。

カーネルモジュールインストール

起動時に読み込まれるカーネルモジュールインストールするよ。

# mount -o ro -t cofs /dev/cofs0 /mnt
# cp /mnt/Program\ Files/coLinux/vmlinux-modules.tar.gz /root
# cd /
# tar xvzf /root/vmlinux-modules.tar.gz
# rm  /root/vmlinux-modules.tar.gz
# umount /mnt

タイムゾーンの設定

時計日本時間に合わせよう。

# tzconfig

最初の質問には「y」、次の質問には「5」(Asia)、最後の質問には「Tokyo」を入力してね。

日本語キーボードの設定

日本語キーボードを利用している人は、日本語キーボードの設定が必要だよ。次のコマンドを入力してね。

# dpkg-reconfigure console-data

最初のダイアログで「OK」が出たらそのまま改行キーを押してね。

次のダイアログではカーソルキーで「Select keymap from arch list」を選択して、タブキーで「Ok」のところにカーソルを移動してから改行キーを押してね。

その次のダイアログではカーソルキーで「qwerty」を選択して、タブキーで「Ok」のところにカーソルを移動してから改行キーを押してね。

その次のダイアログではカーソルキーで「Japanese」を選択して、タブキーで「Ok」のところにカーソルを移動してから改行キーを押してね。

その次のダイアログではカーソルキーで「Standard」を選択して、タブキーで「Ok」のところにカーソルを移動してから改行キーを押してね。

これで日本語キーボードの設定は完了だよ。

日本語対応のターミナルを使おう

coLinux標準のターミナルでは、日本語が表示できないよ。coLinuxにsshdをインストールして、通常の作業は日本語表示のできるPuTTYとかの、Windows上で動く日本語表示のできるターミナルソフトを利用すると、何かと便利だよ。

coLinuxでsshdをインストールするには、次のようにするよ。

# export http_proxy=http://proxyサーバのホスト名:ポート番号/
# aptitude install ssh

Windowsサービスとして自動起動するには

coLinuxは、Windowsサービスとして自動起動させることもできるよ。サービスとして登録するには、ちょっと長いけど次のコマンドを実行してね。

> cd C:\Program Files\coLinux
> colinux-daemon kernel="C:\Program Files\coLinux\vmlinux" cobd0="C:\Program Files\coLinux\Debian-3.0r2.ext3-mit-backports.1gb" cobd1="C:\Program Files\coLinux\swap_device" initrd="C:\Program Files\coLinux\initrd.gz" mem=64 eth0=tuntap root=/dev/cobd/0 cofs0=C:\ --install-service

自動起動させるには、コントロールパネルの「管理ツール」「サービス」の「Cooperative Linux」を、スタートアップの種類を「自動」に設定してね。

サービスとして起動すると、coLinuxのコンソールが表示されないよ。coLinuxアクセスするには、Windows上で動くターミナルソフトを利用してアクセスしてね。

サービスから削除したくなったら、次のコマンドを実行してね。

> cd C:\Program Files\coLinux
> colinux-daemon --remove-service